胃癌検診、私も受けてみました

40歳以上の太田市在住者に胃カメラとピロリ菌の検査を行なう太田市胃癌検診。和賀クリニックでも、毎日一生懸命胃カメラを行なっています。

その胃癌検診、私も受けてみました。昨秋、大学で同じ部活だった同級生が癌で急逝。これはショックでした。自分もこういう事を心配する世代になったのですね。検査前日の寝る前、なんとなく重苦しい、すこし不安な気分。検査が苦しいのはいいけど、悪い病気だったら嫌だな。当日の食事は禁止だけど、食べちゃえば検査できないよな。でも、なにか食べちゃうなんてバカなこと、医者がやっていいわけないか。いろいろな事が頭の中をぐるぐる巡ります。なんだかんだで当日の検査の時間になり、意を決して病院へ向かいました。受け付けを済ませると、検査室へ。部屋では看護師さんと2人きり。これを飲んで下さい。注射します。大丈夫ですか。私は、小学生が答えるように、すべて素直な気持ちでハイと答えます。看護師さんが側にいてくれる、という安心感は大きいと感じました。いよいよ検査開始。私は寝ていて、検査をする先生は立って胃カメラを持っています。下から見上げると、ものすごい武器を持った、とても強い人のように見えます。こうなったら、すべておまかせ。よろしくお願いいたします。。。。。結果、異常なしでした。それを聞いた瞬間、じわ~と湧き出る安心感。胃カメラを受ける人は、皆さんこんな思いで検査を受けているのでしょうか。

和賀クリニックに、私を信頼して胃カメラの検査を受けに来てくれる患者さん。明日からの胃カメラ検査も、さらに気合いを入れて、一生懸命やろうと改めて思ったのです。振り返ると、検査自体もそんなに苦しくなかったですよ。(2015年7月)