サッカーワールドカップ、PK戦で惜しくもパラグアイに敗れた日本代表、残念ですけど、勝負は時の運。ほんとうに、ご苦労様でした。でも、世界でベスト16ですよ。すばらしいじゃないですか。胸を張って帰国してくれればと思います。私も一生懸命応援しました。みんなかっこ良かったよ。日本もがんばれば、まだまだ世界の中でも(サッカーだけでなくいろいろな分野でも)やれるということを教えてくれたような気がします。
思いおこせば、前回のワールドカップは、和賀クリニック開院直前でした。毎日とても忙しかった。早いもので、もうあれから4年です。7月4日で開院4年をむかえることになります。これも皆様方のおかげです。たいへんお世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
8年前は日本、韓国の共同開催で、大学で実験の合間にちょこちょこ見ていました。鈴木選手の目一杯足を伸ばしたゴールが見事でした。韓国も強かった。赤一色のスタンドが異様で、恐いようでした。その前(12年前)は留学先のモントリオールでした。日本は初出場で、カナダ人の同僚に自慢していました(カナダは出場していなかったのです。)が、3戦全敗、予選リーグ敗退でした。モロッコ人の同僚は自分の国の中継の時間になると、仕事の途中なのに帰ってしまいます。当時ワールドカップ慣れしていなかった日本人の私は、それありなの?と思いましたが、研究室のボスは、笑ってなにも言いませんでした。ワールドカップとはそういうものなのでしょうか。さらにその前(16年前)はあの有名なドーハの悲劇を目の当たりにしました。これはショックでした。ショックは今回のパラグアイ戦の100倍くらいありました。
4年ごとに振り返ってみると私個人、日本、世界にもさまざまな変化がありました。次回4年後はブラジルでの開催だそうです。皆さん、私、日本、世界どう変わっているのでしょうか。(2010年7月)