指輪のような神秘的なリング

金環日食、ばっちり見ましたよ。指輪のような神秘的なリング。とてもきれいでした。

明日が日食という前日。いくらなんでも日食メガネは売り切れだよね。イオンでもジョイフルでも、コンビニでも、本屋さんでも、どこにも売っていない。でも、偶然入った飯田町のセブンイレブンの棚に、10個くらいの日食メガネが無造作に並べてありました。うそ、まだ売ってるんだ。1480円でした。

日食の当日、子どもの学校では、家で日食を観察してから、3時間目から登校して下さいとの指示。共働きの保護者は(3時間目に子どもを送迎できないので)朝7時に登校させ、学校で日食を観察させてもよいとの許可。共働きの和賀家は、当然7時登校となりました。学校に到着すると、校庭にはすでに生徒、先生が50人くらい。メガネをかけて太陽を見たり、紙に日食の変化をスケッチしたりしています。校門から中の様子を眺めていると、先生が、お父さんも入っていいですよ。ということで、日食観察の隅のほうに、まぜていただきました。7時半過ぎ、少しずつ欠けてきた太陽が、まさに指輪のような、神秘的なリングに。気温は7時からの30分で、22℃→17℃に低下。あたりは、なんとなくひんやりとして、いつもと明るさが違う、別の世界にいるような気がします。人間ってすごいね。こんなに正確に日食の時間を予測できるんだもの。娘の感想でした。

次回は北海道で18年後に見られるのだそうです。そして、今回のように広範囲で見られるのは2300年だとか。その時には、今、地球上で生きている人は1人もいません。なんだか、不思議な気分です。(2012年5月)